Question 1 バイク製作は何名でどのくらいの期間で製作されたのですか？ 私と、坂部（すでに退社）の二人です。期間は約４５日です。 造型は坂部、ペイントは私です。坂部は大の大友ファンでした。

Question 2 製作に入られる前は走行可能なものを製作される ご予定でしたか？また、走行不可能となった原因は どの部分のどういった事からでしょうか？ 物理的に４５日という納期では走行モデルの製作は不可能ですし、適当なベース車が ありませんでした。しかもあのキャスター角ではハンドルが安全にきれそうにありま せん。ですから映画のプロモーション用モデルとわりきってハンドルを固定にしまし た。移動には苦労しましたけど・・・。

Question 3 バイクの塗装に使用された赤色の詳細を教えて下さい。 これは、関西ペイントのノンブリートレッドにブラックを少々です。

Question 4 最も製作が困難だった部分BEST３は？ スクリーン、液晶パネル、モニターの埋め込み、ですかね！

Question 5 製作で最もこだわった部分は？ もちろん、ディテール。大友さんに「良く出来てる」と言わせるため。

Question 6 AKIRAで、"金田のバイク"以外で製作してみたいデザインのバイクはありますか？ 山形のバイク。

Question 7 今、過去に製作した"金田のバイク"のどこかに後悔はありますか？ ("あそこはこうすればヨカッタ！"など…) ライディングポジションが、子どもサイズで窮屈だったこと。もちろん走らないこと。 次回は、大人が乗って公道を走る事ができる物を製作する！どなたかご注文いただけ ないでしょうか？

Question 8 そちらで製作されたバイクが現在行方不明と聞きますが、 やはり噂どおり海外へ渡ってしまっているのでしょうか？； そのとうり、たぶんイギリスだと思います。 ２ヶ月くらい前(2001.10頃)の情報では、そのオーナーのところから盗まれたらしいです。 ほんとうにファンが多いのですね。

comment 金田君が着ていたジャケット（背中にカプセルが付いていた）は「KADOYA」で製作し たもので、その会社の企画室の方々は今でも、夢は金田のバイクに乗ることだそうで す。大友さんは偉大ですね！

お忙しい所、貴重なお時間を割いてご回答下さり、本当に 有り難うございました！ただのいちファンサイトの企画(?)に快くお応え頂けただけでも嬉しかった のですがその回答内容にも感動しました！AKIRAファンやバイクに興味のある方には 充分楽しんで頂けるものであると思います！(管理人がバイクに詳しくない為、専門的な質問が 出来ずにすみません…。)「Question 7」のご回答を見てバイク発注された方はゼヒご一報をッ!
これからもたくさんのカッコイイバイクを手がけられていかれる事、楽しみにしております！ 佐藤様をはじめ、white houseの皆様のご活躍を期待しています！
1/1の"山形のバイク"…かなり見てみたいです!!